タイトルはうちの父の言葉。うちの母は2週間くらい前、耳鼻科にかかったのですがその病院に月に何回か来ている医師が新型コロナウイルス陽性だったんですよ。
先週母が「喉が痛い、風邪っぽいコロナだったらどうしよう」って言い出しました。ネットで地元のニュースを読んだところ、濃厚接触者だった看護師10数名はすでにPCR検査を実施して陰性とのこと。母はその医師に診察してもらったわけではないし、その医師が最後に病院にきて3日後くらいに通院したようで、同じ日にいたわけでもありません。
で、その時の電話での私と母の会話。
私「そのお医者さんに診察されてないから、お母さんは濃厚接触者じゃないし」
母「そうね〜」
私「濃厚接触者の看護師さんたちもみんな陰性らしいし、そんなことはないと思うけどもしお母さんが濃厚接触者ってなったら保健所から検査受けてくださいって連絡が来るはずだよ」
母「貼り出されたりするのかな」
私「するわけないじゃん！保健所から連絡来るってば。今来てないなら大丈夫なんだよ」
母「でも、喉が痛いの」
私「まだ2週間経っていないから、心配なら自分はコロナにかかっているというつもりでお父さんにうつさないように生活しないとダメだよ。ま、風邪だと思うけど。」
母「そうだね、一緒にご飯食べても大丈夫かな？」
私「まあ大丈夫だよ、食べ物は飲みこむし。ずっと一緒に食べてるんでしょ？」
母「うん、でも向かい合って座らないようにしている」
私「家でもマスクして、よく手洗いするのがいいんじゃない？あといろんなところ触らない」
母「そうだね、でもお父さんはお母さんがかかったら僕もかかってもいいって言ってる。どちらかがかかったらお互いかかっちゃうものと思ってる。」
私「え？でもお父さんがかかったら死ぬかもしれないじゃん？肺がんやってるし」
母「そうだね、でもお母さんかかったら僕かかってもいいって言うんだよ」
私「やめてよ、死ぬじゃん。お母さんのためなら死ねるって？」
母「あはははは。そうね。」
私「でもさ、見舞いにも行けないし亡くなった後もすぐ火葬だよ。会えないままになっちゃうんだよ。」
母「そうね、骨になってから家だもんね。困るわね。」
私「しかも、もし二人いっぺんに死んだりしたら残される方も大変だし、とにかく2週間経つまではかかってるものとして、気をつけて過ごして！！！」
母「わかったわ、手洗いうがいして気をつける！」
父は僕はお母さんがかかったら、僕もかかってもいいと言ってるんですよね。共倒れしないでよ〜って思う。まあ普段からそれぞれ別の部屋で過ごしてることが多いしトイレも別だしお風呂だけ一つのお風呂を使っていますが、父が先で母がその後なので今回の場合だと感染してるかもしれない人が最後に入るでOKでしょう。
とはいえ意外だったのは、手作りマスクを送ってその時に手洗いもよくするようにとうるさく言った時には「そんなに手洗いしていない、どうせ炊事するし。かかる時はかかるから！」とか言っていた母が、かかっていたらどうしよう〜と焦り出して父にうつさないように気をつけるようにしたこと。やはり志村けんさんや岡江久美子さんの訃報のニュースとかを見て、改めて怖いウイルスだって認識できたのかな。買い物から車に戻ったら除菌ジェルをするとかできることもやってほしいんだけどな…多分そこまではやっていない。
私が実家に帰ってたら、こっそり車のハンドルとか除菌したり…とにかくみんながよく触るところを毎日除菌しまくるんだけどな。今は帰省できないのでそれもできない。もどかしいですね。
